🎏「秩父のパワースポットに行って、2023年を最高の1年にしたい!」
🎏「秩父に関東最強のパワースポットがあるって聞いたけど本当?」
🎏「秩父でパワースポット巡りをしたいけど、おすすめのコースを知りたい!」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
埼玉県にある秩父は、豊かな自然に溢れ、温泉・グルメ・お酒・歴史・文化にも恵まれた観光地です。東京・池袋から最短で70分というアクセスの良さもあり、最近では、人気アニメの聖地として若い人や外国人も多く訪れるなど、活気に溢れた街としても注目が集まっています。
そして、秩父には、歴史ある由緒正しい神社・お寺が多数点在しています。その中には“関東最強”と呼ばれるほどのパワースポットもあり、平日でも行列ができるほどの人気ぶりです。豊かな自然に触れながら、由緒ある寺社で心を新たにし、日帰りで観光・グルメ・温泉も楽しむことができる…秩父はまさに最高のパワースポットエリアなのです!
ただし、一言でパワースポットと言っても、神社やお寺によってご利益は様々あります。恋愛運や金運・健康・心の癒し…その時におかれている環境や気持ちによって、求めるものは人それぞれです。
そこで、この記事では、秩父のおすすめパワースポットをご利益別に紹介します!さらに、記事の後半では、しっかりとご利益を得るための正しい参拝方法やちょっとした心がけなど参拝時のコツも紹介しています。秩父のパワースポットを休日に効率よく巡って参拝し、より良いご利益を得られるよう、本記事がその一助になれば幸いです。
秩父に有名パワースポットが多いのはなぜ?
秩父には、由緒ある寺社、パワースポットが数多くあります。その理由とは?また、その代表的なパワースポットも紹介します。
秩父にパワースポットが多い理由
(画像:秩父公園橋から武甲山や秩父市街地を望む)
古来の人々は、雄大な自然や山々・巨大な岩・珍しい地形などに神秘を感じ、それを信仰の対象としてきましたが、秩父も例外ではありません。
秩父では、“秩父三山”(両神山・三峰山・武甲山)を代表とする山々が山岳信仰の対象となり、また、“岩畳”で有名な長瀞・秩父エリアは“日本地質学発祥の地”にもなっています。
さらに、秩父は崇神天皇(紀元前97~30年)の代に「知知夫国」として開かれたことが古い書物にも記されていることから、古来からの歴史を有する地域であることがわかります。
現在、秩父に由緒ある寺社が数多く存在し、有名なパワースポットがいくつもあるのも納得です。
秩父を代表するパワースポット
秩父を代表するパワースポットにはどのようなものがあるのでしょうか?その一部を紹介します。
秩父三社
秩父地域には、「秩父三社」と呼ばれる全国的にも有名な3つの大きな神社があります。その3つの神社とは、秩父神社・三峰神社・宝登山神社で、毎年のようにメディアに取り上げられます。
特に、初詣やゴールデンウィークなどの観光シーズンは、数日で数万人規模もの観光客が訪れるほど人気スポットになっています。いずれの神社も様々なご利益があり、以下、記事中でご利益別に紹介します。
秩父札所巡り
「秩父札所巡り」は、「秩父三十四観音霊場」や「秩父三十四ヶ所」とも言われ、西国三十三所・坂東三十三箇所とあわせて日本百観音に数えられています。いわゆるお遍路コースのことで、秩父地域にある34カ所の霊場を巡り、御朱印をいただきます。
その歴史は古く、開創は文暦元年(1234年)にまでさかのぼり、江戸時代には1日2~3万人もの人々が秩父札所を巡ったとされています。34カ所すべて巡ることで得られる功徳もありますが、各お寺にも、34カ所それぞれの由緒やご利益があります。
当サイトの別記事では、34カ所すべての札所について、その見どころ・歴史・由緒を紹介しています。(☞リンク:「秩父札所一覧」)
秩父願い石巡礼
秩父エリアに点在する11カ所のパワースポットを巡り、そのご利益に即した“願い石/ストーン”を集めます。(☞公式ホームページ)
集めたストーンを組み合わせ、ブレスレットやアクセサリーを作ることができるのも、秩父願い石巡礼の魅力の1つです。
尚、ストーンをいただくことができる11カ所の巡礼地の中には、秩父三社の神社や、秩父札所巡りのお寺なども含まれています。
秩父十三仏霊場
秩父十三仏霊場は、別名「とみまいり」とも呼ばれています。秩父エリアにある13の仏様・菩薩様にお参りし、家門の繁栄や福徳円満を祈願する巡礼コースです。
各お寺にもそれぞれの由緒やご利益があります。
ご利益別!秩父のパワースポット
ここからは、ご利益別に秩父のパワースポットを一挙紹介していきます!
恋愛運アップのパワースポット
秩父今宮神社

秩父今宮神社は、縁結びをはじめ、様々なご利益を得られることで知られるパワースポットです。武甲山の伏流水が湧き出して出来た「龍神池」には、愛情・財産・出世のご利益が得られるという龍上観音がまつられ、平成の名水100選にも選ばれています。
秩父願い石巡礼の1つでもあり、恋愛運・良縁のご利益があるとされるローズクォーツを購入することができます。
住所 | 埼玉県秩父市中町16-10 |
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アクセス | ・西武鉄道「西武秩父」駅から徒歩15分。 ・秩父鉄道「御花畑」駅から徒歩10分。 |
公式HP | 秩父今宮神社公式 |

龍神様をお祀りしている秩父今宮神社の御朱印帳(¥1,200)は、色鮮やかな龍の絵柄が特徴的です(画像:左側)。また、いただける御朱印も複数から選ぶことができます。
特に、金運アップのご利益を得たい方にオススメなので、“一粒万倍日”のみ、いただける限定の御朱印です。一粒万倍日は、何かを始めるのに最適な日とされる吉日のことで、秩父今宮神社では、金色の文字の御朱印をいただくことができます。
恋愛運もアップしたい!金運もアップしたい!という方は、この秩父今宮神社に訪れると良いかもしれません。
三峰神社「縁結びの木」
“関東最強のパワースポット”と言われる三峰神社には、様々なご利益を求め日本全国から多くの人たちが集まります。境内は、標高1,100mの奥秩父の山奥にあり、その大自然に囲まれて過ごすだけでも、癒しやリフレッシュなど大きな力をいただくことができます。
伝説によれば、三峰神社の創建は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりと伝えられています。
御神木に霊気が宿り、仕事・家庭・縁結びなどにご利益があるとされています。境内の奥には、“縁結びの木”があり、好きな人と自分自身と名前を書いて恋愛成就の祈願をします。
住所 | 埼玉県秩父市三峰298-1 |
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アクセス | ・西武鉄道「西武秩父」駅から西武バスで約90分。 ・秩父鉄道「三峰口」駅から西武バスで約60分。 |
勝負運アップのパワースポット
三峰神社「氣」お守り
三峰神社で販売されている「氣」(き)の文字が入った御守りは、とても人気があります。赤・黒・緑・ピンクの4色がありますが、いずれの種類も、やる気や勇気が湧き、勝利・成功のご利益をいただけるとされています。
尚、かつては毎月1日限定で、限定色である白い御守りも販売されていました。フィギアスケータ―選手の浅田真央さんが、オリンピックに臨む際に付けていたことで話題となり、多くの人々がこの御守りを求め三峰神社を訪れるようになりました。
その人気ぶりはすさまじく、普段は片道1時間半の道路が、毎月1日は9時間もかかる(!)といった大渋滞を生むことに。このような経緯もあり、2018年6月以降は頒布中止となり現在は、購入することはできません。
三峰神社の本殿近くにある2本の大杉は、樹齢800年以上とも言われています。御神木として、直接手を触れることで、“氣”をいただけるとされています。ちなみに「氣」お守りには、この御神木のカケラが入っています。
秩父神社
金運アップ・商売繁盛のパワースポット
和銅神社
和銅神社は、聖(ひじり)神社とも呼ばれています。日本最初の流通貨幣とされている“和銅開珎(わどうかいほう)”にまつわる神社として、近年、メディアにも多く取り上げられ人気の開運スポットになっています。
そのご利益は、宝くじ祈願・ビジネス開運祈願・財布供養・馬券祈願など。境内に無数に掲げられている絵馬の中には、「1億円当たりました」(!)といったお礼参りに訪れている方のコメントなどもあり、そのご利益に期待が持てます。
金運アップの御守り・グッズのバリエーションも豊富です。(☞和銅神社について詳しく調べる)
住所 | 〒368-0001 埼玉県秩父市黒谷2191 |
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アクセス | 秩父鉄道「和銅黒谷駅」下車 徒歩7分。和銅採掘露天掘跡までは、神社から徒歩15分。 |
神社から15分ほど離れた場所には、和銅採掘の遺跡もあり、メディアでも数多く取り上げられています。和同開珎の巨大モニュメントの脇には、綺麗な川が流れ、その川の水でお金を洗うと金運がアップするとされています。
西光寺「酒樽大黒天」
西光寺は、秩父札所の第16番。御本尊の千手観音は、奈良時代の高僧で“奈良の大仏”建立の責任者でもあった行基(ぎょうき)の作と伝えられています。(☞西光寺について詳しく調べる)
そして、西光寺の境内にある「酒樽大黒天」(さかだるだいこくてん)は、商売繁盛のご利益があることで知られるパワースポットです。茅葺き屋根が印象的な酒樽大黒天ですが、酒樽には大量のビジネス名刺が刺さっています。秩父市内はもちろん、埼玉や関東で働く多くのビジネスマンたちが、この大黒天様を訪れていることが分かります。
ちなみに大黒天は、七福神の一人。いわゆる“大黒様”のことで、五穀豊穣・開運出世・財運向上などの神様として知られています。
住所 | 埼玉県秩父市中村町4−8−21 |
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アクセス | (1)西武秩父駅から徒歩で約30分。 (2)秩父駅から徒歩で約20分 (3)御花畑駅から徒歩で約25分 |
宝登山神社
宝登山(ほどさん)神社は、 秩父神社・三峯神社とともに秩父三社の1つに数えられ、年間100万もの人々が訪れる関東屈指の観光スポットでもあります。
創建は西暦111年と伝えられ、日本武尊(ヤマトタケル)が宝登山神を遥拝しようと山頂に向かうときに山火事に遭い、巨犬が出てきて道案内をしたという伝説の残る由緒正しい神社です。
その由縁から、火災除け・諸難除けにご利益があります。また、商売繁盛・金運向上などのご利益も得られるとされています。
宝登山神社の近くには、宝登山ロープウェイもあります。宝登山の山頂からは、奥秩父連山を一望することができ人気の観光スポットとなっています。また、宝登山神社は、“岩畳”で有名な長瀞駅の近くにあります。宝登山神社に訪れた際は、ぜひ様々な観光スポットにも立ち寄ってみましょう。
秩父の学業・勉強運パワースポット
秩父神社
健康運アップ・病気平癒のパワースポット
秩父華厳の滝
秩父華厳の滝は、高さ約12mもの崖から流れ落ちる美しい滝です。崖は赤色のチャート(堆積岩)で、地質学的にも注目を集める自然豊かなスポットです。埼玉県のクールスポット100選にも選ばれ、季節によってはライトアップ企画なども行われるなど、人気のスポットとなっています。
秩父願い石巡礼のスポットの1つでもあり、近くにある「秩父華厳の滝茶屋」でストーン(ホワイトオニキス/¥500)を購入することができます。願い石のご利益は、“健康・厄除け”です。ストーンを購入することができるこの茶屋では、飲み物・かき氷・軽食なども楽しむこともできます。
また、付近に設置されている看板にも「特にうつ病自律神経等空滝不動尊の偉徳を奉し最適地と思います」と説明されています。滝のマイナスイオンを沢山吸い込むことで、心身ともにリフレッシュできそうなスポットですね。
住所 | 埼玉県秩父郡皆野町上日野沢 |
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アクセス | 秩父鉄道「皆野」駅からバスで20分(町営バス日野沢線「秩父華厳前」下車)~「秩父華厳前」バス停から徒歩で10分 |
滝の上方には、「空滝大不動」と呼ばれる不動明王像が鎮座しています。大きなギョロリとした目と、青いボディが特徴的な巨大な石仏に、なにか大きなパワーを感じずにはいられません。そもそも不動明王には、除災招福・病気平癒・疫病退散・身体健全などのご利益があるとされています。
慈眼寺
秩父札所13番・慈眼寺は、薬師如来像が祀られています。薬師如来は、本来、病にご利益のある仏様とされていますが、慈眼寺では、特に目の健康にご利益がある仏様として有名です。
本堂脇には「メグスリノキ」が植えられていますが、メグスリノキは、その葉や樹木を煎じると眼病に効果のある漢方薬として、戦国時代頃から民間療法として広まったといいます。慈眼寺の納経所では、このメグスリノキのお茶を無料でいただくことができます。
尚、慈眼寺には、安産・金運・病気平癒にご利益がある鳥枢沙摩明王(ウスサマミョウオウ)や、子育てにご利益があるとされる延命地蔵、子孫繁栄や家内安全にご利益があるとされる福壽稲荷大明神なども祀られています。
住所 | 埼玉県秩父市東町26-7 |
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アクセス | (1)札所12番・野坂寺から徒歩で約25分 (2)西武秩父駅から徒歩で5分。 (3)御花畑駅から徒歩で3分 |
関連リンク | 慈眼寺についてもっと調べる |
慈眼寺で販売されている「眼茶」(めちゃ)は、飲んだらやみつきになります。納経所では、無料で試飲をさせていただくことがきるので、まずはお試しを!ちなみに、慈眼寺は、なんとキャッシュレスに対応したお寺です。この眼茶はもちろん、御朱印帳、御守り、お遍路グッズ、お線香に至るまで…PayPayでの支払いが可能です。ユーチューバー(!)でもあるユニークなご住職にパワーをもえらえること間違いなし。
西善寺「なで仏」
大慈寺「賓頭盧様」
秩父今宮神社
秩父の厄除けパワースポット
常楽寺
子宝/子育て運アップのパワースポット
秩父神社「子宝・子育ての虎」
常泉寺「子持ち石」「子安観音」
金昌寺「子育て観音」
明智寺「子育て観音」
大慈寺「子安観音」
定林寺
秩父の音楽ヒット祈願パワースポット
音楽寺
秩父札所23番の音楽寺は、そのお寺の名前から、新曲のヒット祈願・メジャーデビュー祈願・楽器のスキルアップ・楽器やレコード針の供養などを目的に、ミュージシャンや音楽関係者が訪れることでも知られています。最近では、ミュージシャンのファンの方が、“推し活”の一環でヒット祈願に訪れることもあるとか。
尚、境内は、“近現代の日本で唯一の民衆の武装蜂起”とされる「秩父事件」の決起の場所としても知られています。蜂起した農民たちが決起の際に鳴らしたという梵鐘もあり、秩父市の指定文化財となっています。(☞音楽寺について詳しく調べる)
ヒット祈願に訪れた方の中には、境内の掲示版に、名刺やフライヤーなどを貼り付けていく方もいます。その中には、今では有名になったミュージシャンの名前もあるとか、無いとか…。写真は、元AKB48の松井咲子さんの活躍をお祈りする秩父札所連合会が掲示したものです(2022年撮影)。
パワースポットでの正しい参拝方法
神社とお寺では、参拝方法が異なります。また、パワースポットで正しくご利益を得るためには、意識すべきコツや守るべきマナーもあります。参拝前に、作法をおさらいしておきましょう。
神社の参拝方法
まずは、神社における参拝の手順を確認していきましょう。
1.鳥居の前で一礼
まずは一礼してから鳥居をくぐります。そして、鳥居をくぐったあと、参道は“正中“を避けて歩く必要があります。正中は参道の真ん中のことで、神様の通り道とされているため、真ん中よりも外側を歩きましょう。
尚、帰る際は、鳥居から出た後、鳥居の前で振り返って一礼することも忘れてはいけません。
2.手水舎でお清め
手水舎(てみずや・ちょうずや)では、心身を清めます。柄杓(ひしゃく)で水をくみ、最初は左手、次に右手、さらに左手に水を受け口をすすいでから、左手を清めます。
また、残った水で、柄杓の柄(え)の部分を清め、柄杓を元の場所に戻します。水場が口をすすぐのに適していない場合(水が汚れていて、衛生上よくないとき)は、手のお清めのみで問題ありません。
3.お賽銭を入れ、鈴(鐘)を鳴らす
4.二拝二拍手一拝
神社での基本的な参拝方法、「二拝二拍手一拝」です。まずは2礼し、2回胸の前で拍手を打ち、最後に深く1礼をしましょう。ここでのポイントは、拍手で手を合わせる際は、右手を少し手前に引いてずらすことです。
また、神様にお願いをする際は、はじめに神様へ感謝を伝えることが大切です。上記はあくまで「二拝二拍手一拝」の基本動作ですが、神社によっては「一拍のみ」など参拝方法が異なる場合もあります。その場合は、境内の看板や張り紙などに作法が書いてあるケースも多く、その通りに行いましょう。
お寺の参拝方法
続いて、お寺での参拝手順を紹介します。神社の参拝方法と基本的な流れは似ていますが、明確な違いもあるので注意が必要です。
1.門前で一礼
境内に入る前に、まずは寺院の入口である山門(さんもん)の前で合掌し、一礼をします。
そして、山門は、敷居を踏まずに、右足から入りましょう。
尚、境内から出る時も、山門にて合掌し一礼することをお忘れなく。
2.手水舎でお清め
手水舎でのお清めの作法は、神社とほぼ同じです。
3.自由につける鐘がある場合は、鐘をつく
自由に鐘をついていも良いという寺院では、鐘をつきましょう。寺院によっては、鐘をつくことを禁止している張り紙などがあるので注意しましょう。
4.納め札を納札箱に納める~線香をあげる
本格的な参拝をする方は、このタイミングで灯明台に用意してきたろうそくに火を灯し、線香立てがあれば線香をあげましょう。
また、用意してきた納め札があれば、線香をあげる前に、納め札を納札箱に納めましょう。納め札には、名前・住所・日付を書き入れる場所があります。ペンを持っていれば境内に入ってから書くこともできますが、事前に記載したものを持参していくのがもっともスムーズです。尚、住所は個人情報が特定されてしまうので、記載するのは市町村名くらいまでに留めておきましょう。
5.ご本尊に参拝
観音堂のご本尊と相対し、お賽銭をそっと入れましょう。その後は、合掌し、祈願を終えたら一礼します。
6.読経
札所巡りをはじめ、本格的な参拝をする方は、ご本尊に相対し、読経(どきょう)を唱えます。
参拝のコツやマナー
(画像:秩父札所7番・法長寺の山門。飲酒した状態で入ってはいけないことを意味する“不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)”の言葉が刻まれている。)
1.お賽銭の金額に決まりはない
神社・お寺ともに、お賽銭の金額に決まった金額はありません。縁起の良い数字や、5円=ご縁などの語呂を意識して金額を決めている方も多くいることと思いますが、大切なのは金額ではなく、“感謝“の気持ちだとされています。今、こうしてパワースポットに訪れることができているこの瞬間・この環境は、決して当たり前にあるものではありません。神仏に感謝の気持ちを込め、お賽銭を入れましょう。
2.神社の参拝は、14時までがオススメ
神社へ参拝する時刻は、早朝から14時頃までがおすすめとされています。これは、早い時間帯ほど、まだ訪れる参拝者も少ないため境内の穢れも少なく、また、14時頃までが“陽”の気が最も強い時間帯とされているからです。
3.飲酒をしてからの参拝はNG
神社もお寺も、飲酒をしてから参拝するのはNGです。神社の境内でお神酒を飲むことは問題ありませんが、お酒を飲んでから参拝することは神様に失礼にあたるとされています。
また、お寺では、酒気帯び状態で山門(入口)をくぐることを禁止していることが一般的です。山門の横に「不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)」といった言葉が記された石碑を構えているお寺もたびたび目にします。
これは、臭気の強い野菜は他人を苦しめるとともに自分の修行を妨げ、酒は心を乱すので、これを口にしたものは清浄な寺内に入ることを許さない…という意味です。
秩父観光でグルメやお酒を楽しむのは、必ずパワースポットに訪れた後に!という点もお忘れなく。
秩父のパワースポット地図