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秩父で御酒印帳集め!もらえる酒蔵はどこ?

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いま、“御酒印帳集め”が密かなブームとなっています。

御朱印帳と言えば、寺社に参拝した証にいただくもの。当サイトでも、秩父札所34カ所の御朱印を一挙に公開しております。

しかし、今回紹介するのは、御朱印ならぬ御“酒”印。

2022年5月6日には、テレビ東京「よじごじDays」の番組内で“埼玉・秩父の酒蔵をめぐって御酒印集めの旅”ということで特集が組まれており、さらに話題を呼びそうです。

そこで、この記事では、秩父地域でもいただくことができる御酒印について紹介します!

1.御酒印帳集めとは?

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画像引用:御酒印帳®ホームページより

 

御酒印帳集めは、日本全国各地にある酒蔵に訪れた証として、代表銘柄となるお酒のラベルをコレクションしていくものです。

「御酒印」と書いたり、「御酒飲」と書くこともありますが、読み方はいずれも“ごしゅいん”。シャレが効いてて興味をそそられますね!

 

そして、近年、この御酒印ブームを仕掛けたのは、京都の紙卸商・柿本商事さん。

この柿本商事は、酒蔵ではなく“紙卸商”ですが、もともとは神社仏閣の御朱印帳や日本酒ラベルを手掛けていたことから、この「御酒印帳」のアイディアが生まれたといいます。

「御酒印帳」のホームページでは、2022年5月現在、日本全国の参加酒蔵として211もの酒蔵情報が掲載されています。

 

2.秩父地域で御酒印帳がもらえる酒蔵は?

有名な酒蔵が多いことでも知られる秩父地域の中で、この「御酒飲帳」に参加をしているのは、武甲酒造と矢尾本店。

秩父の人なら誰もが知る日本酒「武甲正宗(武甲酒造)」「秩父錦(矢尾本店)」の酒蔵です。

この秩父を代表する2大酒蔵が参加しているのであれば間違いありませんね!

 

ちなみに、筆者は、🍶秩父錦の大ファン。

(もちろん、武甲正宗も好きですが)

 

 

そこで、柿本商事オフィシャルの御酒印帳を購入!

ちなみに筆者が購入したのは、ミントグリーン…と思いきや、商品に記載されている情報でによると“ブルー”だそうです。

 

カラーバリエーションも豊富。

 

 

そして、2022年のゴールデンウィークは、この御酒印帳を引っ提げて特急ラビューに乗り込み、秩父に行って参りました!

 

2.秩父で御酒印、集めてきた!

秩父地域で「御酒印帳」のプロジェクトに参加している2つの酒蔵ともに、酒蔵店舗(直営店舗)で販売されている商品を購入することで御酒印を無料でいただくことができます。

“御酒印をもらうには、〇〇円以上の商品を購入する必要がある”…ということはありませんが、ぜひ各酒蔵の日本酒を購入して、御酒印をいただきましょう。

2つの酒蔵ともに無料で試飲もできますので、ぜひお気に入りの1本をお探しください。

(1)秩父錦(矢尾本店)の御酒印

1.「秩父錦」とは?

矢尾本店は、江戸時代中期・寛延2年(1749年)創業。

矢尾本店が販売する「秩父錦」は、秩父を代表するブランド銘酒です。

Amazonでも購入可能です。

2.秩父錦の御酒印

秩父錦の御酒印としていただけるのは、「全国燗酒コンテスト2017」でも金賞を受賞している秩父錦 特別純米酒のラベルです。

3.秩父錦の酒蔵(矢尾本店)

矢尾本店の酒蔵「酒づくりの森」の敷地内には、秩父錦や秩父の土産品を購入できる物産館と酒蔵資料館があります。

場所は、秩父市街地からバスや車で15分ほど。徒歩で気軽に行ける場所ではないので、計画的に行く必要があります。(車を運転していく場合、試飲はできないですね^^;)

「秩父錦」のブランド名で販売されている定番商品から季節限定のものまで試飲させていただきました。

酒蔵資料館の中には、なんと貯蔵室も!室内は、ふんわり日本酒の良い香り♪

「秩父錦 酒づくり森」の情報

住所埼玉県秩父市別所字久保ノ入1432
営業時間9:00~17:00(酒蔵資料館は9:00~16:30)
休館日火曜日/年始
電話0494-22-8787
ホームページhttps://chichibunishiki.com/

 

(2)武甲正宗(武甲酒造)の御酒印

1.「武甲正宗」とは?

江戸時代中期・1753年創業の武甲酒造。

武甲酒造が販売する「武甲正宗」もまた、秩父を代表するブランド銘酒です。

秩父錦か?武甲正宗か?…そんな論争が起きそうですが、おそらく秩父民はどっちも大好きだと思います(笑)。

2.武甲正宗の御酒印

こちらが武甲正宗の御酒印。

本醸造のラベルです。

3.武甲正宗(武甲酒造)の酒蔵

武甲酒造は、秩父鉄道「秩父」駅から徒歩5分ほどのアクセス。

店舗の建物は、国指定の登録有形文化財となっています。

江戸の佇まいが残る建物内部も、風情がありますね。

店舗の奥では、試飲も無料でできます。

「武甲酒造」の情報

住所埼玉県秩父市宮側町21-27
営業時間8:00~17:30
休館日元日以外無休
電話0494-22-0046
ホームページhttps://www.bukou.co.jp/

(3)おまけ

ちなみにゴールデンウィークの秩父は大勢の観光客に賑わっていました。

毎年約8万人が訪れるという「芝桜まつり2022」も開催されていました。

参考記事:「秩父の芝桜まつり2022、開催日程・見頃はいつ?」

shibazakuramatsuri

 

帰りは、特急ラビューに乗って秩父錦を飲みながら。

夕暮れの景色を見ながら、特急に揺られて日本酒飲むのも最高です。

※もちろん飲食マナーは守りましょう!

3.まとめ

さて、今回は、秩父地域でいただくことができる御酒印帳について紹介しました。

・「お酒大好き!」
・「酒蔵見学に行って、教養を高めたい!」
・「秩父でお酒もグルメも観光も楽しみたい!」

という方は、御酒印帳を持って秩父地域を訪れてはいかがでしょうか。

 

尚、秩父地域には、日本百観音に数えられる「秩父三十四観音霊場」(秩父札所三十四箇所)があります。

お遍路巡りをしながら由緒ある34カ所のお寺で御朱印をいただくことができるのですが、一般的に、酒気を帯びてお寺にお参りをすることは禁じられています。

 


(画像:秩父札所7番・法長寺の山門)

お寺の山門前には、“不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)”といった言葉が記された石碑もたびたび目にします。

これは、臭気の強い野菜は他人を苦しめるとともに自分の修行を妨げ、酒は心を乱すので、これを口にしたものは清浄な寺内に入ることを許さない…という意味です。

 

つまり、「御酒印巡り」と「御朱印巡り」は、似て非なるものなのでご注意を!