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酒づくりの森(秩父錦の酒蔵)の資料館を見学してきた

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🍶「日本酒大好き!酒蔵を見学してみたい!」
🍶「酒蔵見学をして、大人の教養を高めたい!」
🍶「前から気になってた“酒づくりの森“に行ってみたい!」

…この記事は、そんな方へ向けて書いています。

 

「酒づくりの森」は、秩父を代表するお酒“秩父錦(ちちぶにしき)”の醸造工場・酒蔵資料館・物産館が併設された施設です。

自然豊かな山間部に位置していますが、秩父は都内から特急電車で最短70分というアクセスの良さから、観光やハイキングも兼ねて気軽に訪れることができます。

雄大で美しく、心が落ち着く農村の田舎道…そんな秩父の自然風景を楽しみながら、お酒もグルメも楽しみたい!という人に、酒づくりの森はぜひオススメしたいスポットです。

 

そこで、この記事では、秩父にある「酒づくりの森」について、見学レポートをふまえて紹介します。資料館の見学方法なども記載していますので、ぜひ最後までお読みください。

管理人
管理人
日本酒大好き!「秩父札所巡り」のお先達であるサイト管理人が、解説します!

秩父錦の酒蔵がある「酒づくりの森」とは

まずは、「酒づくりの森」がどのような施設か紹介します。また、秩父地域に初めて訪れる方や、あまり秩父について詳しくない方に向け、酒造で作られている“秩父錦”についても解説します。

「酒づくりの森」とは?

「酒づくりの森」は、秩父の地酒である“秩父錦”の醸造工場・酒蔵資料館・物産館が併設された施設です。

秩父錦の蔵元である株式会社矢尾本店(やおほんてん)が運営しており、「酒づくりの森」は矢尾本店の本社の住所地でもあります。

ちなみに、この矢尾本店は寛延二年(1749年)に創業した歴史ある酒蔵で、秩父の市街地にある大きな老舗スーパー・矢尾百貨店の関連会社でもあります。

そもそも「秩父錦」とは?

画像:サイト管理人のInstagramより

「秩父錦」は、秩父を代表する日本酒です。秩父の日本酒には、秩父錦以外にも「武甲正宗」(武甲酒造)が有名ですが、いずれも約270年前、江戸時代の同時期に創業し、地元民なら誰もが知る2大日本酒ブランドとなっています。

数多くの受賞歴があり、これまでに「全国新酒鑑評会 金賞」を11回、「関東信越国税局酒類鑑評会 埼玉県主席」を3回、「関東信越国税局酒類鑑評会 優秀」を15回獲得しています。

秩父錦は、荒川水系の良質な水と秩父盆地特有の寒暖差のある気候に恵まれ、昔ながらの手作りの技術を活かして作られています。

代表的な「秩父錦」

●画像:サイト管理人のInstagramより。札所巡りの帰路には、秩父錦が欠かせない。

秩父錦には数多くの種類がありますが、この記事では定番オススメの3本を紹介します!

もちろん「酒づくりの森」で現地購入できますが、せっかくなら酒づくりの森では普段は見かけることが少ない秩父錦を購入することをおすすめします。

酒蔵見学の予習もかねて、事前に秩父錦を家で楽しむ…なんていうのはいかがでしょう?

(1)秩父錦 特別純米酒

「秩父錦 特別純米酒」は、お値段もお手頃なことから、最もポピュラーなタイプの秩父錦として多くの人に愛されています。コクがありながらもサラリとした喉ごしで、食中酒として和食との相性の抜群です。

 

(2)秩父錦 純米大吟醸

秩父錦の純米大吟醸です。気品高い吟醸香と、お米の旨味を引き出したふくよかな味わいが特徴です。

 

(3)秩父錦 特撰大吟醸

秩父錦の中でも、最高峰の味と香りを楽しむことができる1本です。兵庫県産・山田錦を40%まで高精白し低温でじっくり醸し、華やかな香りとまろやかな深みが特徴です。

 

酒づくりの森・物産館を楽しむ!

それでは、実際に酒づくりの森の施設内をチェックしていきましょう。まずは、豊富な種類の「秩父錦」や、お菓子や雑貨、秩父土産などを購入することができる「物産館」です。

秩父錦の試飲・飲み比べができる!

無料で秩父錦の複数のタイプを試飲することができます。

ただ飲み比べるだけでなく、施設のスタッフさんが、それぞれの種類の違いについても丁寧に教えてくれました。スタッフさんに声をかけて依頼をしましょう。

もちろんわずかの量であっても、車を運転してきた人は試飲出来ないのでご注意を!

日本酒・焼酎・梅酒などが勢ぞろい!

矢尾本店では、日本酒ブランドの秩父錦以外にも、焼酎・梅酒などのお酒も扱っています。
日本酒好き以外の人も楽しめますね!

お酒以外のお土産・お菓子・おつまみも

秩父地域を代表するお土産も豊富な品揃えです。日本酒と合うおつまみを探すのも楽しみですね♪

イートインコーナーでは秩父錦を飲みながら

イートインコーナーでは秩父錦をしっかりと味わうこともできます。なんと秩父錦を使ったソフトクリームも。そのお味はいかに!?

「御酒印」も無料でいただける

御朱印ならぬ「御酒印」(ごしゅいん)を無料でいただくこともできます。

「御酒印」とは、日本全国各地にある酒蔵に訪れた証として、代表銘柄となるお酒のラベルをコレクションしていくもので、2023年3月現在、日本全国の215もの酒蔵がプロジェクトに参加しています。

御酒印集めはメディアでも取り上げられるなど、密かにブームとなっています。(☞参考記事:「秩父で御酒印帳集め!もらえる酒蔵はどこ?」

秩父錦の御酒印としていただけるのは、「全国燗酒コンテスト2017」でも金賞を受賞している秩父錦 特別純米酒のラベルです。

物産館でお買い物をした人であれば、購入した金額に関わらず無料で秩父錦の「御酒印」をいただくことができます。物産館の中にいるスタッフさんに「御酒印ください」と声かければ、対応していただけます。

酒づくりの森・酒蔵資料館を見学!

酒蔵資料館は、日本酒作りの工程や、江戸時代から続く秩父錦の歴史が分かる資料館です。
まさに大人の社会科見学にピッタリのスポットです。

酒蔵資料館の見学方法は?

酒蔵資料館は、敷地内にある白い建物で、入口にある大きな釜のようなものが特徴的です。

酒蔵資料館にスタッフが常駐している訳ではないので、まずは物産館などの施設内にいるスタッフさんに声をかけ、見学を希望している事を伝えましょう。

入館料をスタッフさんにお支払いした後は、スタッフさんが資料館の中へ同行してくださり、実際に酒作りを行っている機械のある施設の中で秩父錦の製造工程を説明をしてくれます。

スタッフさんが冒頭に説明をしていただいた後は、資料館の中を自由に見学することができます。

日本酒作りの工程を学べる

普段は入れることが出来ない貴重な場所ですが、スタッフさんが同行し案内してくれます。

そして、漂うふんわりとしたいい香り。

 

施設内はとても広く、かなり近代的な機器の中で日本酒作りが行われていることが分かります。

秩父錦の歴史を学べる

2Fにある資料館は、江戸時代から使われてきた器具や、当時の貴重な書物などが展示されています。

 

オブジェもリアルで見入ってしまいます。

 

秩父錦の歴史は、秩父の発展の歴史とも言えます。

 

こちらの画像は、昔の秩父市街地。

秩父錦の酒蔵・酒づくりの森へのアクセス

 

住所埼玉県秩父市別所字久保ノ入1432
営業時間9:00~17:00(酒蔵資料館は9:00~16:30)
休館日火曜日/年始
電話 0494-22-8787
金額200円(団体20名以上は、1人180円)

 

まとめ:酒づくりの森で大人の社会科見学を楽しもう♪

秩父錦の酒蔵「酒づくりの森」は、お酒を楽しみながら教養も身に着けられる大人向けのオススメ観光スポットです。

「休日は、秩父で自然も観光もグルメも楽しみたい!」という方は、ぜひこの記事をブックマークして「酒づくりの森」を訪れる際の参考にしていただければ幸いです。

ただし、ゴールデンウィークなどの大型連休は、秩父地域も大混雑が予想されるため、午前中の早い時間帯や、事前の問い合わせをおすすめします。また、ゴールデンウィークは、特急電車も混雑し、特急券の予約も前日までに埋まってしまう可能性もあります。

そのため、混雑を避け、秩父観光を最大限に楽しむためには、秩父エリアのホテルや旅館での宿泊をおすすめします。

 

もちろん、「酒づくりの森」に訪れる前に、「秩父錦」についてもしっかりと予習を行っておきましょう♪