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秩父で話題のイタリアン「クチーナ・サルヴェ」(cucina salve)がすごい! 坪内シェフのこだわりとは?

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秩父のイタリアンレストラン「クチーナサルヴェ(cucina salve)」ってどんなお店?
クチーナサルヴェのディナーでは、どんなコース料理が食べられるの?お値段は?
NHKのTV番組にも出演したシェフ・坪内浩さんって、何がすごい人なの?

この記事はそんな方に向けて書いています。

秩父の番場通りにあるイタリアンレストラン『クチーナサルヴェ(cucina salve)』は、食材にこだわったお洒落なイタリアン料理のお店です。お店がメディアで取り上げられるだけでなく、オーナー兼シェフの坪内浩さんは、テレビ番組『趣味どきっ! シェフの休日 しあわせごはん』(NHK Eテレ)にも出演するなど話題の人気店となっています。

しかし、秩父のグルメと言えば、わらじカツ・味噌ポテト・味噌カツ・ホルモンなどのB級グルメが有名です。“イタリアン料理” “レストランのコースメニュー”と言うと、少し敷居高く感じてしまい、本当に美味しいの?と思う方もいるかもしれません。

そこでこの記事では、まだクチーナサルヴェに行ったことが無い方に向け、2024年夏のとある日のディナーレポートと共に、お店の情報や魅力を紹介しています!さらに、坪内シェフのこだわりや取り組みについても紹介!この記事を最後まで読んでいただく事で、クチーナサルヴェに行きたくなること間違いなし!

クチーナサルヴェ(cucina salve)とは?

クチーナサルヴェとはどのようなお店か?まずは概要情報や人気の秘密について解説していきます。

クチーナサルヴェ、お店情報を教えて!

クチーナサルヴェは、埼玉県秩父市にあるイタリア郷土料理のレストランです。秩父神社の表参道である番場通り沿いにある秩父表参道Lab.内に店を構え、西武秩父駅からも秩父駅からも徒歩で約10分というロケーションの良さです。2019年から営業を開始して、2024年8月8日に5周年を迎えます。

ディナーを中心に土日祝日はランチ営業も行うクチーナサルヴですが、なんとこのお店にはグランドメニューがありません。予約制となっており、シーズン・その日の状況に合わせ、シェフがコースメニューを提供してくれるのです。やや敷居高く感じるようにも思えますが、ディナーコースも6,600円からとお値段もとても良心的です。

そして、クチーナサルヴェの特徴は、なんといっても“食材へのこだわり”です。オーナーシェフの坪内さん自らが育てる野菜や鶏卵、そして坪内氏が現地に足を運び出会った生産者さんから仕入れる厳選された食材・調味料・お酒によってすべてのコース料理が振る舞われます。色とりどりの新鮮な野菜たち、独特な旨味のある鶏卵…これらが秩父で育てられたものと知るだけで驚きと感動が生まれること間違いなしです♪

酒類もワイン・ビール・ウイスキーなどメニューが充実しており、美味しいコース料理に合わせて店員さんがレコメンドしてくれるため、お酒のペースもついつい進んでしまいますよ♪

所在地〒368-0041 埼玉県秩父市番場町17-14
営業時間ディナー 17:30~22:00
ランチ 土・日・祝日のみ営業 11:30~14:00(LO13:30)
定休日水・木曜定休
金額ランチメニュー 2,310(税込)~/ディナーコース…通常コース6皿/¥6,600(税込)、おすすめコース8皿/¥8,800(税込)、スペシャリティーコース10皿/¥11,000(税込)
その他サービス料10%、アレルギー・ベジタリアン・ヴィーガン対応可能
公式HPhttps://salvagest.jp/

 

クチーナサルヴェオーナー・坪内浩シェフとは?

 

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クチーナサルヴェのオーナー兼シェフの坪内浩さんは、1980年・秩父生まれの料理人です。1999年、19歳にして移動販売簡易飲食店の運営でそのキャリアをスタートさせ、2002年にはクチーナサルヴェの前身であるcafe&bar SALVAGEを秩父に開業しました。

現在では“種をまく料理人”として知られる坪内さんですが、そのキッカケとなったのは、ご自身のアレルギー経験からでした。安心して食べられる食材を自らの手で育てるために、坪内さんは2004年に有機農業を主とした自家農園を始め、現在では年間150種類以上の野菜を育て養鶏までをも行う生産者となりました。2016年には、西武鉄道が定期運航する人気レストラン列車『旅するレストラン 52席の至福』のコースメニューの監修も担当しています。

そして、2019年にクチーナサルヴェをオープンすると、2022年にはフランス発の本格レストランガイド「ゴ・エ・ミヨ 2022」では2トック(=料理人の個性を感じるレストラン)を獲得。お店の人気ぶりが数々のテレビメディアに取り上げられる中、2024年にはNHK Eテレ『趣味どきっ! シェフの休日 しあわせごはん』に坪内さんが出演。クチーナサルヴェの盛況と共に、イタリアンシェフとしてもますます人気が高まっています。

 

クチーナサルヴェでディナーコースを堪能!

ここからは、2024年7月、とある日のディナーコース(通常コース6皿/税込6,600円)を画像とともに紹介します。クチーナサルヴェには決まったコースメニューが無く、すべて坪内シェフのお任せ!どんなコースメニューが出てくるのかは店舗に到着してからのお楽しみです♪

とある日のコースメニュー

席につくと、まずはメニューのご案内。坪内シェフ自ら出迎えていただきメニューの説明をしてくれます。当日限りの特別なメニュー表には、魅力的な食材がズラリと並びます♪

①初夏の園のサラダ仕立て

色とりどりのキレイなサラダは、すべて坪内シェフの農園で採れた新鮮な秩父の野菜たちです。

②前菜プレート

プレートには4種類もの前菜がきれいに彩られています。上から時計回りに…(1)夏野菜のカポナータ(2)新黒茄子のパルミジャーナ(3)高知県須崎産釜揚げシラス・自家製カラスミ・初夏キャベツ(4)プラチナたまご サルサトンナータ…です。ちなみに、“プラチナたまご”は、坪内さんの養鶏場で育てられたオリジナルのブランド卵です。

③コチのフリット&サザエのアヒージョ

鯒(コチ)は鳥取県境港産のもの。シェフが知り合いの漁業関係者から直接仕入れた新鮮な業界が使われています。

④自家製ベーコンカルボーナラ&秩父青長茄子のグリル

カルボナーラには、シェフが育てたプラチナたまごが使用されています。

⑤イサキのアクアパッツア

イサキは、鯒(コチ)と同様に鳥取県境港産のものです。左側に添えられているのは、夏野菜のコントルノです。

⑥プラチナたまごの贅沢なティラミス

デザートにもシェフが育てたプラチナたまごが使用されています。特別なコーヒーとともにいただきます。

 

メニューに最適なお酒を提供してくれる!

ドリンクの種類も豊富ですが、おすすめは店員さんがメニューに合わせてペアリングしてくれるワインです。いずれもオーガニックワインですが、泡から白から赤まで…さまざまな種類のドリンクを食事に合わせて提供してくれます。

秩父のクラフトビールの種類も豊富で、ワインと同様、店員さんが丁寧に説明してくれます。なみにこのビールはお店のすぐ隣にあるクラフトビール専門店『まほろバル』さんから提供されるもので、この『まほろバル』さんのオーナーは坪内シェフの御兄弟が経営しているそうですよ。すごい御兄弟ですね!

まとめ:クチーナサルヴェは、さらに話題になること間違いなし!

さて、今回は秩父の人気イタリアンレストラン『クチーナサルヴェ(cucina salve)』の魅力を紹介しました。

もちろん、イタリアンのコースメニューはいつでも気軽に利用できるものではないですが、一度利用してしまえばファンになること間違いなし♪

秩父産の豊富な食材を自らの手で育て、美味しいコースメニューとして提供する坪内さんのシェフとしてのこだわりは、多くの人を魅力します。

あなたも、秩父路をじっくり歩いた日の夜は、番場通り沿いのあるクチーナサルヴェを訪れてみてはいかがでしょうか?

尚、当記事を書いているライター自身も、このクチーナサルヴェのコースディナーを堪能した日は、日中から秩父札所巡りのために秩父を訪れていました。そして、夕方に秩父札所13番・慈眼寺で行われているあめ薬師まつり(☞関連記事:秩父・慈眼寺の「あめ薬師縁日」とは?開催はいつ?)に参加した後、クチーナサルヴェを堪能することができ、格別な1日となりました!