札所巡りの醍醐味は、先人たちが何百年と歩んできたその道を、大自然を感じながら辿る“歩き遍路”です。
今回は、秩父札所4番・金昌寺から札所5番・語歌堂までのルートを紹介します!
目次
秩父札所4番・金昌寺~札所5番・語歌堂へのコース地図
秩父札所4番・金昌寺から札所5番・語歌堂までは、徒歩で約30分のコースです。
金昌寺からは、札所3番から来た道を少し戻り、札所5番への石標などを目印に、ひたすら道なりに真っ直ぐ進んでいきます。
平坦なアスファルトを進むコースですが、途中からは、武甲山を前方に望みながらの道となります。
秩父札所4番・金昌寺~札所5番・語歌堂へのコース紹介
1.札所3番から来た道に戻り、道なりに真っ直ぐ
秩父札所4番・金昌寺からのスタートは、まずは札所3番から札所4番へ来た道へ少し戻ります。
札所4番方面へ行くか、札所5番方面へ行くかの分かれ道には、目印となる木板や石標があるので、迷わず真っ直ぐに進むことができます。
札所5番へは、とにかくこのアスファルトの細い道を真っ直ぐ道なりに進みます。
徐々に民家などの住宅地も増えて、人の気配もこれまでよりも増えていきます。
それもそのはず、横瀬駅や秩父市街地へとつながるエリアに次第に近づいていくからです。
道標も多く、安心ですね。
住宅地ですが、広~い畑も。
2.武甲山を眼前に、住宅地をひたすら真っ直ぐ進む
真っ直ぐ道なりに進むと、途中、ちょっと右側へカーブ。
横瀬川へと繋がる大棚川を渡り、突き当りを左折。
すると、前方やや左側に武甲山が見えてきます。
左手にあるキャノン電子の敷地も目印となりますが、この道をひたすら真っ直ぐ進んでいきます。
次第に大きくなる武甲山…そして、左側には、ぶどう園が見えてきます。
この「あざみぶどう園」は、ヒムロット・巨峰・サニールージュ・ちちぶ山ルビー…といった品種のぶどうを楽しむことができます。
シーズンは、8月10日頃から9月末頃(季節によります)。
3.秩父札所5番 語歌堂へ
田園風景ののどかな田舎道を進むと、左手に「札所5番 語歌堂」と納経所である「長興寺」の大きな看板。
大きな石柱もありますね。
ここを目印として、左側を見ると…
札所5番の納経所である長興寺へとつながる道。
この200mほど先に長興寺があります。
札所5番・語歌堂は、無人寺なので、御朱印をいただく場合、この長興寺へ行く必要があります。
そして、先程の目印となる案内板から50mほど真っ直ぐ行くと、道路の右手に朱塗りの山門と境内。
さぁ、語歌堂へ到着です。
「語歌堂」の由来とは…?