8月3日(木)~8月14日(月)の期間、池袋の西武デパートで、昭和レトロをテーマとした展覧会「池袋・豊島・西武沿線レトロ百貨店」が開催されています。
池袋駅で見かけた昭和感溢れるポスターをよく見ると…
“「トキワ荘」から秩父「あの花」まで マンガ・アニメの聖地を紹介!”
昭和生まれ&西武線ユーザー&秩父好きの当サイト管理人にとっては、とても気になるコンテンツが盛りだくさん!さっそく開催初日、会社帰りに池袋西武へ行って参りました。
そして、多くの展示は写真撮影OKということもあり、この記事では、その一部を掲載させていただいております。
●「あの花」や秩父が大好き!
●元池袋ユーザーだった! or 現在西武線ユーザーである!
●池袋、大好き!
この記事は、そんな方にオススメの「池袋・豊島・西武沿線レトロ百貨店」について写真付きで速報レポートいたします。
目次
昭和生まれにはたまらん!「池袋・豊島・西武沿線レトロ百貨店」とは?
あらためて「池袋・豊島・西武沿線レトロ百貨店」とは、どのようなイベントなのでしょうか?まずはイベント概要を紹介します。
イベント概要

このイベントは、池袋・豊島区・西武線沿線に関連し、“昭和”の懐かしさを感じるものを展示しているイベントです。昭和時代~現在までの池袋や豊島区エリアの歴史がわかる写真パネル・グッズが数多く展示されているほか、昭和を感じるグルメ・アニメ・ゲーム・レトログッズの数々を楽しむことができます。
また、会場ではファミコンを実際に触ってプレイしたり、懐かしいゲーム・アニメ・ラジカセなど購入することも可能です。
さらに、西武線と言えばプロ野球・西武ライオンズのお膝元ということもあり、当球団に関する懐かしい展示などもあります。
この「池袋・豊島・西武沿線レトロ百貨店」は、昭和生まれの人、そして、西武線沿線で育った人にはたまらないイベントなのです。
開催期間・アクセスなど

開催期間 | 8月3日(木)~8月14日(月) |
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場所 | 西武池袋本店7F 催事場 |
西武池袋本店の営業時間 | [月~土]午前10時~午後9時、[日・祝休日]午前10時~午後8時 ※最終日は、16時で終了予定。 |
リンク | 公式HP |
入場料 | 無料 |
展覧会のエリアMAP

会場は、複数の入口があるので、気楽に入りやすかったです。
秩父「あの花」のブース展示は?
秩父ファンの当サイト管理人は、さっそく会場の奥にある“あの花”の展示エリアへ。
「あの花」ブース

さっそく「あの花」(「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」)に登場するキャラクター“めんま”のパネルがお出迎えしてくれます。
展示は、“秩父3部作”とも呼ばれる「あの花」、「ここさけ」(「心が叫びたがってるんだ。」)、「空青」(「空の青さを知る人よ」)のポスター。いずれも、実際にある秩父の有名スポットが背景に描かれたデザインです。

旧秩父橋、羊山公園、秩父札所10番・大慈寺、龍勢祭…秩父で暮らす人にとってはどれも馴染みの場所ですね。
作品が見たくなった!という方は、画像リンクから視聴可能ですよ。
▶「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」をU-NEXTで視聴する
当サイト「開運!秩父札所巡り」では、あの花のなど聖地にもなっている秩父札所を紹介しています。以下のリンク先は、あの花の重要シーンでも登場し、アニメファンの聖地にもなっている秩父札所17番・定林寺の紹介記事です。アニメ放送は2011年でしたが、10年以上経った今でもファンが訪れるそうです。(☞秩父札所17番・定林寺について調べる)

昔の西武秩父駅・横瀬駅の写真

現在ではすっかり綺麗になってしまった西武秩父駅ですが、昭和の駅舎はこのような姿でした。
秩父まつわるグルメスポットも

「あの花」の展示ブースから少し離れたところには、秩父グルメを楽しむことができるグルメスポットもありました。
「こいずみ」さんのブースで、みそポテトや豚味噌丼を購入することができます。
昭和生まれにはたまらん「池袋・豊島・西武沿線レトロ百貨店」
お目当ては秩父関連の展示でしたが、昭和生まれ&西武線ユーザーだった当サイト管理人にとっては懐かしいものばかりでテンションがあがりました。その一部を紹介していきます。
懐かしのゲーム・オーディオ機器・エフェクター

中古品販売店のハードオフが出展しているブースでは、懐かしのゲーム・オーディオ機器・楽器などが展示販売されています。
実際にプレイができたり、ファミコンソフト、ファミコン本体を購入することができる点もGOOD。

ウォークマンやラジカセなどオーディオ機器や、そのジャンク品なども販売されています。
なんだか青春時代を思い出すなぁ…。

ギターキッズの必需品・コンパクトエフェクターなどもズラリ展示。
カラフルなBOSSのエフェクターや、名器と呼ばれるビンテージエフェクターなども半場尾されていました。
懐かしのテレビ・アニメヒーロー

「昭和」と言えば、鉄腕アトム。日本の漫画やアニメが、世界に誇れる文化に発展していった原点とも言える作品です。この鉄腕アトムは、1950年代にマンガ連載がはじまり、テレビが白黒の1966年からアニメ放送が始まりました。ちなみに、日本でカラーテレビが放送開始したのは1960年です。

国内外の現役クリエイターやアニメーターたちに多大なる影響を与えた手塚治虫・藤子不二雄・石ノ森章太郎・赤塚不二夫などを輩出した「トキワ壮」に関する紹介展示もあります。
「トキワ荘」が豊島区にあることは、豊島区民や西武線ユーザーにとっては誇るべきことですね。

主に40代~50代の人たちならお馴染みの「世界名作劇場」。
子供時代、日曜日の夜は、みんなこれを観ていたんですよね。

マニアはたまらないおもちゃの展示などもありました。
10円ゲームコーナー

昭和40年代から50年代頃にかけ、駄菓子屋さんなどに置かれていた10円ゲーム。
実際にお金を入れて楽しむこともできます。
西武ライオンズ・石毛&松沼のユニフォームも

プロ野球・西武ライオンズの懐かしいユニフォームも展示されています。
最強のクリーンナップと呼ばれた“AKO砲“(=秋山・清原・デストラーデ)の時代、ホームゲームで使用されっていた白いユニフォームと、アウェイゲームで使用していたブルーのユニフォーム!
背番号「7」と言えば、サードの石毛宏典さん。背番号15番・松沼博久さんのものも展示されています。
グルメ&フードコート

催事場には、その場でグルメを楽しめるイートインスペースやフードコートもあります。
グルメを楽しめるのは、旭川の醤油ラーメン店「梅光軒」、愛知の氷菓処「にじいろ」、天丼の「金子半之助」、「いかやき やまげん」(大阪)、「元祖たこ焼き 会津屋」(大阪)、「イマノフルーツファクトリー」(日本橋)、「とげぬき福寿庵」(巣鴨)など。
昭和だけじゃない!池袋の近未来の姿がジオラマに!

このイベントは“昭和レトロ”がキーワードになっていますが、池袋の“未来”を感じることができるスポットも。画像は、将来の池袋駅付近エリアのジオラマです。

池袋駅周辺は、駅の東西に大きなビルが建設され、東西の通行もよりスムーズになるとか。
池袋の街は、ますますキレイになって、さらに便利に発展していくことがわかります。

もちろん、昭和の池袋・西武線沿線の様子も、写真展示されています。
「今昔駅(こんじゃくえき)」を通過して、昔へタイムスリップ!
そういえば、今は改札は完全自動の西武線も、かつては駅員が切符を切っていたんですよね。私も、西武線の地元駅で切符を切ってもらっていた記憶がうっすら残っています。
まとめ

さて、今回は、2023年8月3日(木)からスタートした「池袋・豊島・西武沿線レトロ百貨店」の速報イベントレポートとして、その一部をご紹介させていただきました。
展示スペースは無料で気楽に立ち寄ることができるので、休日や会社帰りに池袋に訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。当サイト管理人のように、昭和生まれ&西武線ユーザーであれば、ノスタルジーを感じられること間違いなし!ライオンズファン、アニメ作品ファンなら尚更オススメです。
ところで、「あの花」と言えば、アニメ作品のエンディングテーマにもなっている「secret base ~君がくれたもの~」、ZONEのカバーソング。
(☞「secret base~君がくれたもの~」/ZONE)AmazonMusic
この楽曲の“10年後の8月、また出会えるのを信じて”というフレーズを聴くと、「10年前の8月は何をしていたっけ?」…と、つい過去を振り返ってしまうのは私だけでしょうか?
「昭和」は10年前どころか、もう30年・40年・50年…さらにもっと昔の時代のことになりますが、このイベントに訪れ、少しだけ懐かしい少年時代の夏休みの思い出を振り返るのも良いかもしれません。