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「通し打ち(とおしうち)」とは?

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「通し打ち」とは?

「通し打ち」とは、1回のお遍路旅で、すべての札所を巡ることを言います。

秩父札所は、一番札所から三十四番札所まで約100kmもの距離があります。

そのため、歩いて「通し打ち」をする場合、1日ですべての札所を回りきることはできず、成人男性でも約4~5日かかると言われています。

また、各札所で御朱印をいただく場合、御朱印の受付時間は8時~17時(時期によって16時)の間という制約もあります。

御朱印をいただいたり、徒歩巡礼で秩父の大自然を肌で感じたり…しっかりとお遍路の魅力を味わうためには一定の日数が必要となるのです。

「区切り打ち」とは?

一方、「通し打ち」とは逆に、複数回に区切って札所巡りを行うことを「区切り打ち」と言います。

当サイトのサブタイトルでは“週末お遍路のススメ”としておりますが、週末だけ秩父に行って複数個所の秩父札所を巡り、それを何度か繰り返してすべての札所に巡るのは「区切り打ち」ということになります。

秩父札所は、関東近郊の方にとっては比較的アクセスの良い場所にあり、またほとんどの札所が秩父市街にあるため、四国八十八ヶ所観音霊場と比べれば初心者でもチャレンジしやすいのが特徴です。

お遍路初心者の方は、ぜひ「区切り打ち」から気軽にチャレンジしてみましょう。