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結願(けちがん)とは?

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「結願(けちがん)」とは?

「結願(けちがん)」とは、お遍路で、すべての霊場を廻り終えることを言います。

秩父札所巡り(秩父札所三十四ヶ所観音霊場巡り)においては、三十四ヶ所の霊場すべてを巡り終えることで、三十四番目の札所である水潜寺が“結願寺”となっています。

また、水潜寺は、秩父三十四ヶ所霊場、西国三十三ヶ所霊場、坂東三十三ヶ所霊場を含めた“日本百観音”の結願寺にもなっています。

>>>秩父札所34番水潜寺について詳しく調べる

参考:「結願」と「満願」の違いは?

尚、「結願(けちがん)」とほどんど同じ意味で「満願(まんがん)」という言葉もあります。

厳密には、「結願」がすべての霊場を廻り終えることを言い、「満願」は結願を終えて再び一番札所に戻ってお参りすることを言うという説もありますが、「結願」も「満願」もほとんど同じ意味で使われることが多いです。

ちなみに、三十四番札所・水潜寺の近くには満願の湯という温泉があり、結願を迎え、その帰り道に満願の湯で疲れを癒していくという方も多いようです。